• プロダクトライフサイクルの情報管理はどうすれば実現できるか?④

    利用ユーザ数の増加によるコストの問題を解決 PLMシステムの導入が進まない大きな理由にコストの問題があります。 設計業務の効率化を実現するために導入されるPLMシステムは設計部門だけに導入してもあまり効果は期待できません。 ものづくの一連の作業を俯瞰してみた場合、量産開始までの期間が短縮されないと意味が無いわけで、設計部門内の情報効率化だけ図れて図面を完了する期間が短縮されても、その情報を必要とする購買や製造部門への情報提供が遅く、後工程での評価のフォードバックが遅くなってはかえって設計業務に手戻りが発生し…
  • 製品開発支援システムの仕組み:「みつける」 - 関連性をたどって見つける

    必要なデータを見つける方法は検索だけではありません。 データがあることを知らせれば良いわけでその実現方法として、PLMシステムではデータとデータを関連付けて管理する手法を用いています。 関連性をつけて情報を管理することを"リレーションを持たせる"と表現しますが、このリレーションを持たせるメリットとして、作業者が知らない(気づかない)情報を見つけることが出来るという点と、共同で作業している人が別々の作業をしながらも成果物を共有できる点です。 作業者が検索してもデータが見つからなければ、そのデータは存在しないものとして認識されてしまいます…
  • PLMシステム導入により仕事はどう変わる?②

    ◆PLMで管理される情報とは PLMの仕組みを言葉で表すと次のようになります。 1.各工程の作業結果を、 2.成果物として登録すると、 3.次工程に必要な情報が構築され、 4.前工程の成果を必要とする人に必要な情報のみを、 5.自動的に提供する仕掛け、 となります。 この仕組みを実現するのがPLMシステムで、CADデータやBOMなどはインプットやアウトプットの一つとなります。 PLMシステム構築で最も重要な部分は「必要な人に必要な情報のみを提供」という部分でここが前回のコラムでご紹介したコンテキスト…
  • ゼロからの Aras Innovator 番外編 〜 ビジュアルコラボレーション 〜

    前回予告した通り、今回は少し寄り道して、Aras 11 で新規導入された「ビジュアルコラボレーション」について、その概要をご紹介します。ビジュアルコラボレーション、デモを観たことはあるけれど今ひとつピンときていないという方にも、是非読んで頂けたらと思います。 なお、一点だけお断りを。 今回の記事ですが、弊社マーケティングからのメッセージとは切り口やキーワードが若干異なる部分があります。あらかじめご了承ください。 弊社では、お客様プロジェクトの管理を Aras Innovator…
  • 製品開発支援システムの仕組み:「つなげる」 - 他の人のデータにつなげる

    リレーションを使ってデータを関連付けた後は、それをどのように他のチームと共有するべきかを検討していく必要があります。 つながったデータから自分が必要とするデータを見つけ出せるようにするだけでなく、いかに自分のデータを他の作業者のデータとしてつなげていくのかといった仕掛けを検討していかなければなりません。 製品開発のアウトプットを出すのは個々の担当者ですが、決して個人で作業をしているわけでなく、製品開発のライフサイクルを通してみれば必ず誰かの作業と関連してきます。 よって製品開発にかかわるデータは相互に関連付けて管理していくことが望ましいわけです…
  • 製品開発支援システムの仕組み:「しらせる」 - 作業がアサインされたことを知らせる

    部門の垣根を超え、コラボレーションしながら作業を進める製品開発業務では、自分が必要とするデータを能動的に取りに行くには限界があります。 そのためどうしても自分の慣れ親しんだデータばかりを活用してしまう傾向にあります。 この様な環境を改善するにはシステムを使ってプッシュ型で様々な情報を発信し、関係する人に情報を知らせる仕掛けを構築することが有効です。 製品開発プロセスをタイムリーに効率的に回していくには次の点に注意してPLMシステムを構築していくと良いでしょう。 1.作業がアサインされたとこを知らせる…