• そのライセンス費用高すぎないか?②

    ◆クラウドサービスのPLMシステムを使う場合の落とし穴 クラウドシステムの一番のメリットはハードウエアやソフトウエアを用意しなくてもすぐに利用することができる点です。 このメリットは大きく、システムの構築期間を短縮できるだけでなくシステムの保守や運用もクラウドサービスに任せる事ができます。また内部統制上、新規のハードウエアを導入するのが困難な場合などもこの手のサービスを使うメリットと言えます。 少し前までのSaaSやクラウドサービスのシステムは、どのユーザにも同じ機能のみを提供していましたが…
  • 品質工学の理論を駆使してもトラブルが発生する理由①

    製品品質の重要性や品質問題が与える経営に対するインパクトの大きさについては、いまさら語る必要はないと思いますが、日々高機能化する製品の品質を高いレベルで維持することは大変な労力を要します。 製品開発現場では製品の品質の向上だけでなく、決められた開発期間と目標コストの達成についても求められており、これら相反する条件を高い次元で実現することが求められています。 設計品質を向上させるための方法としてFMEAやFTA、タグチメソッドやDR(Design Review)、ヒストグラム、管理図、チェックシートなど品質工学や品質管理の世界ではさまざまなツールや手法が開発されてきました…
  • そのライセンス費用高すぎないか?①

    今回のテーマは、CADやPLMシステムの販売形式として一般的なライセンスビジネスモデルに対し、最近登場してきたクラウドサービスやオープンソースシステムに関する採用のポイントについて触れてみたいと思います。 設計業務の効率を上げるためにCAD/CAEやPDM/PLMシステムなどをの導入を検討するのですが、CADやPLMソフトのライセンスの費用は一人当たり数十万円するのは当たり前です。 ライセンスソフトウエアのほとんどは利用人数によってライセンス費用を掛け算で計算されるため100人を超える規模で利用するシステムを構築する場合…
  • 製品開発支援システムの仕組み:「しらせる」 - 作業がアサインされたことを知らせる

    部門の垣根を超え、コラボレーションしながら作業を進める製品開発業務では、自分が必要とするデータを能動的に取りに行くには限界があります。 そのためどうしても自分の慣れ親しんだデータばかりを活用してしまう傾向にあります。 この様な環境を改善するにはシステムを使ってプッシュ型で様々な情報を発信し、関係する人に情報を知らせる仕掛けを構築することが有効です。 製品開発プロセスをタイムリーに効率的に回していくには次の点に注意してPLMシステムを構築していくと良いでしょう。 1.作業がアサインされたとこを知らせる…
  • PLMの投資対効果と課題解決シナリオ②

    ◆PLMシステムが解決すべき課題とその効果   PLMシステムの効果は、製品開発活動のアクティビティ支援から、製品開発プロセスを支援するビジネスモデルへと役割が進化してきています。 よって、PLMシステムを製品開発プロセスに対して効果的なシステムとして構築するには、設計部門だけが主体となって構築・活用するのではなく、製品のライフサイクル(少なくとも企画から量産開始まで)にかかわる関係部門も巻き込み、製品開発業務を可視化して付加価値を増大させるマネジメントを実現するのがベストです。 そこでPLMシステムの効果を理解するために…
  • PLMシステム導入により仕事はどう変わる?①

    PLMの導入の初期段階に、「PLMシステムを導入すると仕事がどう変わるの?」といった質問を良くされます。 この手の質問はSCMなどのほかのシステム導入時にはあまりされたことがありません。 なぜなら、SCMを導入するということは生産計画を正しく実行できるようにすることですし、CRMを導入するということは顧客情報をきちんと管理することを実現するということを、プロジェクトのメンバーは一般常識として分かっているからです。 しかし事PLMの場合は、"CADデータを管理する"と言われたり、"BOMを構築する…