Aras InnovatorEdge API リリース 1.6.0 が公開されました!
主なビジネス機能・メリット
- Poly ItemTypesを横断したWhere-Used(使用箇所)可視化の強化
- APIキーのセキュリティ強化(ハッシュ化保存)
- バグ修正
本サービスの利用開始方法については、InnovatorEdge API の Getting Started ガイドをご参照ください。
重要なお知らせ(オンプレミス環境向け)
オンプレミス環境でEdge APIをご利用中のお客様は、
1.6.0へのアップデート前に必ずデータベースのバックアップ取得が必要です。
本バージョンではAPIキーにSalt暗号化が導入されるため、以下の対応が必要です:
- サービス起動前にSalt値を定義
- Saltは以下の条件を満たす必要あり:
- 32文字
- 英数字のみ(0–9, A–Z, a–z)
- 暗号学的に安全な乱数(CSPRNG)で生成
- 同一環境内では、ManagementサービスとExecutionサービスで同一のSaltを使用(ローテーション不可)
詳細は「オンプレミス版 Edge API インストールガイド」をご参照ください。
機能強化
1. Poly ItemTypesを横断したWhere-Used可視化
メタデータエンドポイントにおいて、
ポリモーフィックItemType(PolyItem)を含むすべてのWhere-Used関係が取得可能になりました。
対応内容
- クエリ対象ItemTypeがデータソースとして使われている関係も含めて取得
- JSONメタデータにおいて以下が追加:
- 人が読みやすいItemType名(IDと併記)
- 各ItemTypeの実装種別
- table(単一Item)
- polymorphic(Poly Item)
- federated(※JSONメタデータのみ)
メリット
- 「このPartはどこで使われているか?」という影響分析に対し、
ItemType階層全体を網羅した完全かつ正確な回答が可能 - 従来見えなかったポリモーフィック関係も可視化
- AIエージェントや外部連携での利用精度向上
想定ユースケース
- 「MP0101の使用箇所」を問い合わせた場合、
Express ECOのAffected Items、PR、シミュレーションタスクなど
Part直下の関係に限らず横断的に結果を取得可能
詳細は Edge API CookBookをご参照ください。
2. APIキーのセキュリティ強化(ハッシュ化保存)
APIキーはデータベースに平文で保存されず、
Salt付きSHA-256ハッシュとして保存されるようになりました。
SaltはAzure Key Vaultで安全に管理されます。
挙動
- リクエスト時にAPIキーをハッシュ化し、保存値と比較
- 既存のクライアント・連携は変更不要
メリット
- 万一データベースが漏洩してもAPIキーの復元は不可
- セキュリティリスクの大幅低減
詳細は Managing API keys and Access tokensをご参照ください。
バグ修正
1. Workflow Activitiesのフィルタ不具合修正(IH-17409)
Workflow Activities(InBasketTaskクエリ)において、
$filterに複数条件を指定した場合でも、my_assignmentフィルタが正しく適用されるようになりました。
これまでは、my_assignment eq true に加えて別の条件(例:ステータス条件)を組み合わせた場合、
my_assignmentの条件が無視されることがあり、
本来対象ではない他ユーザーのタスクまで返却される問題が発生していました。
例
InBasketTask?$filter=my_assignment eq true and status eq 'Active'
- 修正前:担当者に関係なく、すべてのActiveタスクが返却される場合があった
- 修正後:ログインユーザーに割り当てられたActiveタスクのみが返却される
ポイント
- 複数条件フィルタでも意図通りにタスクが取得可能
- 外部アプリやダッシュボードでのタスク表示の正確性が向上
サービス概要
Aras InnovatorEdge API Manager(Edge API)は、
Aras Innovatorに格納されたデータをAPIとして公開・活用するためのサービスです。
特徴
- セキュアで統制されたデータアクセス
- 高パフォーマンスなAPI提供
- デジタルスレッドと外部システムの連携基盤
- ポリシーベースの標準インターフェース
詳細は Edge API product documentation と use cases, features and benefits をご確認ください。
エンタイトルメントとライセンスについては Aras InnovatorEdge service description をご確認ください。
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