Aras InnovatorEdge API リリース 1.7.0 の提供を開始しました!
主なビジネス機能・メリット
- AIを活用したセマンティック検索(自然言語検索)の強化
- API単位・ItemType単位でのAI検索利用制御
- On-the-Flyクエリでの件数取得・ページング対応
- AIエージェント向けJSONメタデータの拡張
- APIキー暗号化設定エラーのメッセージ改善
- HTTPフィルタにおける
in演算子対応 - Japan Eastリージョンの追加
- バグ修正
本サービスの利用開始方法については、InnovatorEdge API Getting Started ガイドをご参照ください。
機能強化
1. AIによるセマンティック検索対応(On-the-Fly Query)
On-the-Fly Query(EAL)において、where 条件内で AI検索(search句) が利用可能になりました。
検索キーワードは Edge AI Search が意味ベースで解析し、該当するItemを抽出したうえで Innovator に対してクエリを実行します。
また、AI検索の利用可否は以下の単位で設定できます。
- API単位
- ItemType単位
メリット
- 完全一致検索ではなく意味検索が可能
- AIエージェントから自然言語でPLMデータを検索可能
- Parts、Documents、BOMなどの関連情報探索が容易
想定ユースケース
「PLM connector parts」を検索
Item名や説明に完全一致文字列が存在しなくても、意味的に関連するPartを抽出できます。
さらに取得したPartから、
- BOM
- Documents
- Manufacturer Part
などの関連データへ展開可能です。
詳細は InnovatorEdge API CookBook をご参照ください。
2. AI検索設定の粒度制御
管理者は以下のレベルでAI検索を制御できるようになりました。
- API全体
- 各ItemType
AI検索が無効化されているAPIやItemTypeに対して検索を実行すると、クエリは拒否されます。
また、検索対象として定義されたプロパティがスキーマに公開されていない場合、Edge Portal上で警告が表示されます。
メリット
- 検索対象データを適切に管理可能
- 検索品質を維持
- 想定外のデータ検索を防止
詳細は InnovatorEdge API CookBook をご参照ください。AI検索の有効/無効設定については、 Creating your API および Building your API schema ガイドで詳しく説明されています。
3. On-the-Fly Queryの件数取得・ページング対応
On-the-Fly Query(EAL)において、
- 件数(Count)取得
- ページング(Pagination)
が利用可能になりました。
関連アイテムの件数取得にも対応しています。
メリット
- 全件取得せず件数確認が可能
- API性能の向上
- AIエージェントから定量的な質問に直接回答可能
想定ユースケース
「Manufacturer Partが紐付くPartはいくつ存在するか?先頭10件だけ表示してほしい」
APIから
- 総件数
- 先頭10件
を同時に取得可能です。
詳細は InnovatorEdge API CookBook をご参照ください。
4. AI・外部連携向けJSONメタデータ拡張
JSONメタデータエンドポイントに以下の属性情報が追加されました。
- Required(必須)
- Default Value(デフォルト値)
- Unique(一意制約)
- Length(文字数)
- Precision(精度)
- Scale(小数桁)
メリット
外部システムやAIエージェントが、
- 入力チェック
- データ検証
を事前実施できるため、連携時のエラーを削減できます。
詳細は InnovatorEdge API CookBook をご参照ください。
5. APIキー暗号化設定エラーの改善
APIキー暗号化(Salt利用)の設定不備がある場合、より具体的なエラーメッセージが表示されるようになりました。
変更前
Salt is required
変更後
Authentication__ApiKey__Salt is required,
32 characters,
alphanumeric (0-9A-Za-z)
メリット
- 設定ミスの原因特定が容易
- オンプレミス環境での初期設定作業を効率化
6. HTTPフィルタで in 演算子をサポート
HTTPクエリにおいて in 演算子が利用可能になりました。
例
従来
↓
1つの条件で記述可能
$filter=Name in ('Bolt','Washer','Screw')
メリット
- クエリ記述の簡素化
- 可読性向上
- 保守性向上
詳細は InnovatorEdge API CookBook をご参照ください。
7. Japan Eastリージョン追加
Edge API本番環境に Japan East クラスター が追加されました。
メリット
- 日本を含むアジア地域のユーザーに対するレスポンス向上
- ネットワーク遅延の低減
- Edge AI利用時の体感性能改善
バグ修正
1. Workflow Activitiesフィルタ不具合修正(IH-18899)
Workflow Activities(InBasketTask)において、
work_item/id
によるフィルタリングが再び利用可能になりました。
以前のバージョンでは、
NotSupportedException
が発生し、特定Work Itemに関連するWorkflow Activityが取得できない問題がありました。
例
修正後
上記クエリが正常に実行されるようになりました。
メリット
- Work Item単位でのワークフロー状況取得が可能
- ダッシュボードや外部連携での利用性向上
サービス概要
Aras InnovatorEdge API Manager(Edge API) は、Aras Innovatorに格納されたデータをAPIとして公開・利用するためのサービスです。
特徴
- セキュアで統制されたデータアクセス
- 高パフォーマンスなAPI提供
- AIエージェントとの連携基盤
- デジタルスレッドと外部システムの接続
- ポリシーベースの標準インターフェース
詳細は Edge API product documentation と use cases, features and benefits をご確認ください。
エンタイトルメントとライセンスについては Aras InnovatorEdge service description をご確認ください。
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