Aras Innovator Release 30 の機能強化ポイントのご紹介

みなさま、こんにちは!
アラスジャパン トレーナーの時田です。

先日、Aras Innovator の Release 30 がリリースされましたので、今回のブログでは Release 30 の主な機能強化ポイントをご紹介いたします。

 

過去のリリースの機能強化ポイントは、以下よりご参照ください。

  


  

◆ Release 30 の機能強化ポイント ◆ 

  

【1】Release 30 のログイン画面のご紹介

Aras Innovator Release 30 のログイン画面は、以下のデザインに刷新されました。

  

  

  

  

【2】レスポンシブフォームの各フィールドの振る舞いを制御できるようになりました

Release 28 から新たに導入された「レスポンシブフォーム」において、各フィールド(プロパティ)に対して「非表示」や「読み取り専用」等の振る舞いを画面上から簡単に設定できるようになりました。

  

  

  

  

  

  

  

自由にルールを設定できます。  

  

  

なお、条件の設定には「プロパティの値」や「アイデンティティのメンバー」を利用し、

  

  

  

  

プロパティ(フィールド)に対して、振る舞い非表示読み取り専用デフォルトのまま)の設定ができます。

  

  

  

また、ルールは複数設定可能です。

   

  

 

このように Release 30 からのレスポンシブフォームではフィールド(プロパティ)の振る舞いを、プログラムを利用せず設定だけで簡単に制御できるようになっています。

  

  

  

  

【3】レスポンシブフォームも検索グリッド上でプレビュー表示できるようになりました

Release 29 までは、検索グリッド上でプレビュー表示できるフォームは、従来のクラシックフォームだけでしたが、Release 30 からはレスポンシブフォームもプレビュー表示できるようになりました。

  

  

  

  

【4】すでに最新世代でなくなっているアイテムを編集しようとした際のエラーメッセージが改善されました

表示していたアイテムが別のユーザによって編集され、すでに最新世代ではなくなっている場合、そのアイテムを編集(クレイム)しようとした際に表示されるエラーメッセージがよりわかりやすくなりました。

なお、このメッセージ表示とともに、画面がリフレッシュされ自動的に最新世代のアイテムが表示されます。

  

  

  

  

【5】編集しようとしたアイテムがすでに他のユーザによって編集中となっていた場合のエラーメッセージが改善されました

表示していたアイテムがすでに別のユーザによって編集(クレイム)されている場合、そのアイテムを編集(クレイム)しようとした際に表示されるエラーメッセージがよりわかりやすくなりました。

なお、このメッセージ表示とともに、画面上のクレイムフラグが赤くなり、「編集」ボタンもクリックできなくなります。

 

  

  

  

【6】iOSおよびAndroid用のSDKファイルは提供されなくなりました

Release 30以降、iOSおよびAndroid用のソフトウェア開発キット(SDK)ファイルは提供されなくなりました。.NETおよびCOM用のファイルは引き続き提供されます。

  

  

 

  

以上、今回のブログは Release 30 の主な機能強化ポイントをピックアップしてご紹介させていただきました。
さらなる詳細は リリースノート をご参照ください。

また、「日本語ランゲージパック」もぜひご利用ください。

  

それではまた次回、こちらでお会いしましょう。

アラスジャパン トレーナー  時田 和佳奈