複雑化する製品の設計・製造・運用を担うアプリケーションのための最も強力なローコードプラットフォームをグローバルに提供する Aras(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:ロッキー・マーチン、日本法人:アラスジャパン合同会社、本社:東京都千代田区、日本法人社長 久次昌彦)は本日、様々な製品におけるプラットフォーム間のばらつきを、完全なトレーサビリティと変更履歴の管理機能を持った Variant Management アプリケーションの最新版として本格的な機能強化を発表しました。このアプリケーションによって、次世代製品の開発者は、あらゆるエンジニアリング領域や組織の壁を越えて複雑な製品構成を管理することができます。

製品開発は、従来の機械工学から部門を跨ったシステム工学にまで広がっています。顧客の選択肢を増やし、革新的なサービスを提供することへの需要が高まっているため、企業は製品のバリエーションを効率的に管理する必要があります。コストを管理し、今日の市場で競争力を維持するためには、多種多様なレベルで製品バリエーションを定義して管理することも重要です。

Aras Variant Management は、企業が自社の各種製品戦略の重要な要素として、バリエーションを定義し管理するための一貫したアプローチを確立することを可能にしました。このアプリケーションは、品質コストの削減や開発コストの低減、そして市場投入までの時間短縮を実現しながら、製品プラットフォームを定義して、モジュールの再利用を最大化するための柔軟性を提供します。高性能で機能が豊富であり、直感的なユーザーインターフェースを使用することで、企業のエンジニアリングチームおよびビジネスチームは、特定の製品構成を設定するために、製品バリエーションの特性、オプションおよびルールを簡単に定義して、検証と確認が可能となりました。

また、このアプリケーションは、ルールおよびブレイクダウンストラクチャーのデータモデルを別々に保持し、その両方を新しいコンテキストで再利用できます。これにより、新しいバリエーションの開発期間を短縮して、ルールの問題解決を簡素化し、すべてのドメイン固有の開発チームがプロセスに参加できるようになります。

Aras のプロダクトマネジメント担当上級副社長であるジョン・スパーリング(John Sperling)は次のように述べています。
「製品バリエーション管理には、以前は販売プロセスの中で標準的な CPQ ツールを使用していましたが、ネットワークの拡がりによる製品の複雑化や、ソフトウェアコンテンツの増加、高度なカスタマイゼーションによる製品の複雑化によって、メーカーは製品ライフサイクルのかなり早い段階からバリエーション管理の基本的な考え方を見直す必要が出てきました。Aras Variant Management があれば、製品バリエーション管理という観点から、すべてのエンジニアリングチームおよびビジネスチームが製品開発に参加できるようになりました」

Aras Variant Management を使用することにより、すべてのバリエーション定義の情報を、Aras のプラットフォームが管理する、ツールにとらわれない製品デジタルスレッドの一部として保持することができます。これにより、バリエーションの推進要因と結果に対する自動的なトレーサビリティが確保され、再利用の最大化、新しい製品機能の組み込み、変更の影響分析の実行などの効率的なプロセスが可能になります。

詳しい情報につきましては、Arasのウェブサイト、Aras Variant Management のデモ動画、または Aras イベント ACE 2023 Japan のセッションでご覧ください。


Arasについて

Aras は、複雑化している製品の設計開発、製造、および運用を支援するアプリケーションを備えた、最も強力なローコードプラットフォームを提供しています。このテクノロジーにより、柔軟でアップグレード可能なソリューションが迅速に提供可能になり、ビジネスのレジリエンス性の向上に貢献します。Aras のプラットフォームおよび製品ライフサイクル管理(PLM)アプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーンの、あらゆる部門・部署のユーザーを重要な製品データやプロセスと繋ぎます。

主要顧客:川崎重工業、クボタ、デンソー、日産自動車、⽇⽴製作所、富士フイルム、三菱重工業、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、Microsoft などの顧客に採用されています。

詳細については以下まで。
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