エンジニアリングのデジタル化におけるPLMプラットフォームの役割(英語)
製品の複雑さが増すにつれて、ライフサイクルのすべてのステップで、新しい方法論、設計ツール、構成管理など、設計へのアプローチを再考する必要があります。これには、製品のシステム中心のビューを実現する上でPLMプラットフォームが果たす極めて重要な役割(要件のトレーサビリティ、システムモデルの管理、シミュレーション、および分野横断的なコラボレーション)も含まれている必要があります。
アイグナー・エンジニアリング・コンサルト社のCEO兼シニアコンサルタントであるマーティン・アイグナー氏(GF)と、Arasのプロダクトマーケティング担当副社長であるマーク・ライシックが、エンジニアリングのデジタル化においてPLMプラットフォームが果たす役割について対談します。

Traditionally PLM systems were focused on management of mechanical designs. However, increasing complexity of products is changing that. Today engineering covers all the phases of product life cycle (from requirements through behavior, connectivity, architecture, individual design domains, service, operating, reuse, and recycling) and therefore we need to think of a design as a holistic system via a holistic approach to engineering. In fact, we need to think of a product as a system within systems—a system of systems. This is an evolution driven by the increasing product complexity towards what I call Systems Lifecycle Management, or SysLM, in contrast to Product Lifecycle Management, or PLM.
複雑な製品におけるシステムズシンキングと設計
このデモでは、システムズ シンキングを用いて、デジタルスレッドの中心にシステムモデルを位置付けます。製品やそれに関する「システム」の複雑さに応じて、デジタルスレッドをカスタマイズする実践的なアプローチをご紹介します。デジタルスレッドは、各部門や各領域のエンジニアがそれぞれ最適化され、使い慣れたツールを利用しながらも、そこから生成されたデータの一元管理を可能にします。これにより、設計から製造、納品後に至るまでのライフサイクル全体にわたるデータのトレーサビリティと変更履歴を維持しながら、関係者の適切なデータアクセス、活用を実現します。

デジタルトランスフォーメーションの下地
組織がデジタルテクノロジーを活用するように変革するにつれ、多くの場合、導入前の障壁や、導入段階での摩擦があり、成功を妨げています。これらの障壁を克服するには、システムズ シンキングによる全体的なアプローチが必要です。テクノロジーはソリューションの一部ですが、真の成功は、古いプロセスを高速化するだけではなく、新しいテクノロジーを利用して必要な結果を達成することで得られます。
関連情報
もっと見る
Aras Enterprise SaaS
Aras Enterprise SaaS provides a fully capable, business ready PLM environment with Systems Engineering and Digital Thread functionality to transform your organization.
Explore Your Options
システム アーキテクチャ
外部システムツールで作成された構成から、ツールに依存しないシステムアーキテクチャモデルを作成し、要件、シミュレーション、および詳細設計データをつないでデジタルスレッドを構築できます。
Systems Architecture
シミュレーション管理
正確性、再現性を確保しながら、シミュレーションデータ、プロセス、結果をつなげ、製品ライフサイクル全体を通した関係部署からの適切なアクセスを可能にしましょう。
Learn More
プロダクト エンジニアリング
パーツ、マルチレベル BOM、CMⅡ 準拠の構成管理と設計変更管理、承認済みベンダーとメーカーリスト、そして文書管理。Aras のプロダクト・エンジニアリングには様々な機能が搭載されています。
Learn More
ビジュアルコラボレーション
会話のスナップショットをとると、意思決定の経緯が把握しやすくなります。ビジュアルコラボレーションによって、ユーザーは Aras Innovator のアイテムにコメント、マークアップが可能になります。
Learn More
レジリエントなプラットフォーム
どのように製品ライフサイクルを構築しますか? 一元化されたレジリエントな(しなやかな)プラットフォーム、エンドツーエンド、製品構想からアフターサービス、シェアードサービス上の構築、ローコードアーキテクチャ―、カスタマイズ可能なアプリケーション…様々な性能が求められます。