サプライチェーンとの連携

過去数十年の間に、2つの大きな動向が、製造業界各分野で顕著になっています。それは、製品の複雑さと、設計と製造におけるサプライチェーンの役割の重要性の増大です。

製造業界では、これらは、日々、生産性とオペレーショナルエクセレンスに大きく影響を及ぼす「外部パートナーとの設計コラボレーション」に関する課題として重要になってきています。

専門分野を超えたツール、データ、プロセスの再考

異なる複数のシステムとレガシーPLMの複数のインスタンスを持つ部門は、戦略を再考し、製品情報のすべての生産者と消費者を紐付け、単一のプロセスとデータを中核とし、コラボレーションできるように全社規模のプラットフォームを実装する必要があります。

このような環境が確立されると、サプライヤ、パートナー、および製造企業間の断絶を解消することが可能になります。

安全で効率的なポータルを介してサプライヤとパートナーとが連携する

Aras PLM Platformを使用したSecure External Access (SEA)は、知的財産を管理するための非常に安全なアクセス制御を提供し、外部パートナーとPLMデータを連携します。概念的に言えば、SEAは人手によるデータパッケージ化なしに直接データアクセスを提供し、データおよびプロセスへの自然なアクセスを可能にします。

これを実現するために、Arasはさまざまなポータルアーキテクチャをサポートする3つのデータコントロール・ディメンション:Data Access, Data LocationおよびClient Accessを提供します。

データアクセスと許可

Arasセキュリティモデルは、アクセスのパーミッションレベルを管理することによって、各ユーザーがどの情報にアクセスできるかを決定します。 Aras PLM Platformがサポートするアクセス制御には3つの種類があります:

illustration of a simple gear

ロールベース・アクセスコントロール

ユーザーの定義済みのID(役割、グループなど)に基づいて権限を設定し、実行できるアクションーアイテムの種類・状態を指定します。

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属性ベースアクセスコントロール

アイテムがもつアクセス制御用レベル値よりも、高い許可レベル値をもつユーザのみが、そのアイテムにアクセス可能です。

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リレーションベース・アクセスコントロール

関連するファミリ単位(例:パートナー単位等)にアクセスできるアイテムを制御することが可能です。

データの場所

SEAのData Locationディメンションは、外部ユーザーがアクセスするデータが物理的にどこにあるか(会社のファイアウォールの内側もしくは外側)を表します。

ファイアウォールの内側 - 単一のデータベース:データはファイアウォールの内側の単一のデータベースに格納されています。つまり、外部ユーザーは御社の内部サーバーにあるAras PLMデータベースに直接アクセスしています。

ファイアウォールの外側 - マルチデータベース:このアプローチでは、DMZ(インターネットとプライベートネットワークの間に位置する隔離されたネットワーク)またはクラウドのいずれかで、ファイアウォールの外部にArasサーバーとデータベースインスタンスを別々に配置します。

クライアントアクセス

SEAのClient Accessディメンションは、外部ユーザーがシステムにアクセスするために使用するクライアントフロントエンドの種類を定義します。2種類のクライアントが主に使用されています。標準Aras WebクライアントまたはWebサービスポータルクライアントです。ただし、モバイルクライアントとCADコネクタなどのオーサリングツールコネクタを含む他の種類も可能です。

パートナーへのより良い方法

Aras PLM Platformは、製品情報のすべてのユーザーが単一のプロセスとデータのセットを中核にコラボレーションできる統一環境を提供します。プラットフォームベースのアプローチでは、製造企業はデータが最新のものであり、状況に応じて維持されていることを信頼することができ、パートナーやサプライヤは確実に正確なデータを受け取ることができます。